ある遠い年の11月30日 はみ 杉並で生まれる。
それから３ヶ月後の2月24日 みっつあん 杉並で生まれる。
そして方南幼稚園の桜の咲く園庭ではみとみっつあん出逢う。
その後（くしくも学区のちがいで）はみは方南小学校、みっつあんは新泉小学校へと別れて入学。
再び出逢うのは泉南中学校だった。
その多感な時期、先輩の卒業コンサートにて二人はフォークソングに目覚める。
それでも遊ぶ事の方が楽しかった中３の冬、二人ででかけた新宿ＡＣホールで「たっぴ」と出逢う。
みずからもギャラがわりの映画のチケット欲しさに月一で行われていたコンサートに出ることになる。
当時はコピーばかりで、しかもギターもおぼつかず、中学の友ダチ 山地♂ を誘う。なかば強制的に連れ込まれた世界に山地数ヶ月で逃げ出し、今度こそはと目立ちたがりの 野田♂を誘い込む。だから顔ぶれは変わったものの“とんがらし”のはじめは 女２人そして男一人の３人グループだった。
野田もしばらくして逃げ出した事は言うまでもない(^^;
15才で横浜ふぉーく村加入。
益々音楽の世界にぼっとう。
杉並から横浜へ通う充実した（ある意味、高校生離れした）高校生活を送る事となる。
いつしか二人はプロを目ざし、いろいろなオーディションを受け、様々なライブスポットに出場する事になる。（岡田屋モアーズ・VIVRE店頭・石神井公園BSAM・高田馬場糸でんわ・ミュージックランド・ポプコンセミファイナル・池袋ヤマハ・上野ABAB店頭・新宿ACホール・新宿NCホール・ライブハウス多数）
やがて、その集大成として高校卒業を記念して渋谷ヤマハホールにてワンマンコンサートを行う。
そんなライブと練習に明け暮れ、そして、20才を過ぎようとした頃、お互いの音楽生活とはちがう新しい人生を歩きはじめる。
